泣きたくなるくらい幸せな日々を

あなただけがくれたの

永遠を信じたくなった話

あなたが、スパドラがいなかったら自分は引きこもりになっていた、と話していたように、わたしも、スパドラがいなければきっとこの世にいなかったとおもう。それほどまでに救われているし、変えてくれたと思っている。本当に、本当に、あなたは弱いところを見せてくれなかった。でも、やっと見せてくれたね。やっとだ。スパドラの活動を楽しいって思っていないのかな、なんて思うこともあったから、楽しいからこそやっている、という言葉を聞いたとき嗚咽が出てしまった。それはもう、安心した。彼は人間だった。17歳だった。本当によかった。周りに恵まれている、とメンバーはよく話していたけれど、それは気づける人と気づけない人がいて、あなたたちは気づける人だったという話。あなたたち自身がいい人だからこそ、周りにいい人が集まってくるんだよ。気づいていますか。気づいてほしいな。

 

幼いころの5年というのは、大きい。体も心も大きく成長する時期に、貴重な時間をすべてと言っていいほどスパドラに捧げてくれた、ということの尊さは計り知れない。いろんなことが変わり続ける中で、足がもつれそうになっても、後ろから手を引っ張られても、目の前にてっぺんが見えないような壁が立ちはだかっても、走り続けてくれたね。自分の足で、手で立ち上がった。たくさんのお兄ちゃんや仲間に手を取られ、背中を押され、また走り出した。本当に、慈しむべきことだとおもう。

 

どうして私は彪馬くんのことが好きなのか、と何度も考えていた。だって9人みんな魅力があって、かっこよくて、かわいい。でも、答えが分からなかった。なんですきなのか、推しているのかわからない。ただ、ずっとずっと目で追ってしまうひとは彪馬くんだけ。言葉の一つ一つがこころに沈んでいって、ホルベインみたいにじんわり広がっていくのは、彪馬くんの言葉だけ。観ていて心拍数が上がるのは、彪馬くんのパフォーマンスだけ。きっとどんな面を見たとしても好きだと思うのは、彪馬くんだけ。なんだ、すっかりぜんぶすきじゃないか。彼は「生きる糧です」と言われたことが嬉しかった、というから、わたしは「生きる意味です」と伝えていたけれど、そろそろ卒業しなきゃいけないな。生きるきっかけをくれてありがとう。生き続けようと思わせてくれてありがとう。あなたはわたしの、すべてです。これは、だめですか。

 

トラウマ、というか、思い出というか。わたしは一番愛した人やグループをかならず失ってきた人生で、だから9人のこともいつか失ってしまうのだろうと思っていた。でも、何度も何度も彼らは「ずっと9人で」と話してくれた。もう自分が恥ずかしい。どうして信じ切れていなかったんだろう。決まりもしていないいつかの日を考えて、大切なお知らせの通知を想像して、涙を流すことはもうやめることにする。

 

9人は、ずっと永遠だ。愛しているよ。

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